[WSJ] ライブドアが示す日本新興企業への投資リスク
日本企業の情報開示は改善されているが、欧米で一般的な慣行となっているアナリスト向け説明会や決算発表のWebキャストを行っているところはほとんどないとアナリストは指摘する。日本の企業は、あまりに多くの情報を開示するとライバル会社に業務状況を知られてしまうと主張し、各事業の売上高は報告しても、営業利益を事業別に公表しないなど、情報を断片的に提供している。
東証のホームページによると、
マザーズにおいては、会社情報をより多角的に提供してもらうため、年2回以上、上場会社に投資に関する説明会を行うことを義務づけて
いるそうです。それどころか実情では、東証の担当者の強い指導により、殆どの上場企業は年4回の説明会を開催しています。さらに、私の知る限り事業別営業利益の公表も殆どの企業が行っています。
まあ、欧米メディアの日本への理解度なんてこんなもんです。どうせ日本のこともろくに知らない記者が、適当な取材をして書いたのでしょう。